株式投資といっても、何をどう始めていいのか分からない初心者向けに、分かりやすく解説します。
初心者必見!株式投資とは?
株式とは株式会社が出資者に発行する証券のことで、その株式を購入すると株主になれます。
株主になると、保有割合に応じて株主総会などで会社の経営に意見を伝えられるなど、様々な権利が得られます。
株を買うまでには最低でも数日はかかります。
株を始めるための基礎知識や、事前に検討しておきたい事などまとめてみましょう。
株式投資で得られる利益は3タイプ
・キャピタルゲイン(株価の値上がり益)
・インカムゲイン(配当金)
・株主優待(クオカードや食べ物など企業によって様々)
株はどこで、いつ、どう買うの?
株を買うには、証券会社を選んで口座を開設し、そこにお金を入金してやっと売買ができます。
ここでは、手数料も安く時間のかからないネット証券を紹介しますが、証券会社の店頭や電話での注文でも買うことができます。
①証券会社を選ぶ
SBI証券や楽天証券のネット証券は、携帯からでも売買ができて手数料が安く、単元未満株(1株から購入可能)でも購入可能なため人気があります。
1日の取引合計額 | SBI証券 | 楽天証券(ゼロコース) | 松井証券 | auカブコム証券(1日定額) | マネックス証券(一日定額) |
50万まで | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 550円 |
100万まで | 0円 | 0円 | 1,100円 | 0円 | 550円 |
200万まで | 0円 | 0円 | 2,200円 | 2,200円 | 2,750円 |
②証券口座の作り方
・SBI証券はSBI証券株アプリ
・楽天証券はiSPEED株取引
など、インターネットで口座開設の申込みをします。
マイナンバーカードや身分証明書があれば簡単に手続きができます。
ハピタス経由で証券口座を作るとポイントが入ります。
株を始めるなら、ハピタスに登録してからSBI証券や楽天証券などの口座を開設するとポイントがもらえます。
ハピタスの受取ポイント(R5/10/15現在) | |
SBI証券 | 7,000ポイント(新規口座開設+5万円以上入金 |
楽天証券 | 13,500ポイント(新規口座開設+5万円以上入金) |
マネックス証券 | 6,000ポイント(新規口座開設+初回取引) |
auカブコム証券 | 9,500ポイント(新規口座開設+初回取引) |
松井証券 | 1,500ポイント |
受け取ったポイントは、dポイント・Rポイント・nanaco・PayPayなど15種類に交換可能!
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③証券口座への入金の仕方
証券口座へ入金するには、インターネットバンキングが便利です。
提携金融機関のサービスによっては、入金指示が即時反映されない場合もあるのでよく確認しましょう。
入金が確認できたら、株の購入ができるようになります。
- 「特定口座」と「一般口座」はどちらを選べばいい?
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普通は特定口座で大丈夫
特定口座は、証券会社が1年間の損益を計算して年間取引報告書を作成します。
一般口座は、特定口座やNISA口座で管理していない上場株式等を管理する口座です。一般口座で管理している株式等は、自分で1年間の売買損益を計算して確定申告する必要があります。
- 「源泉徴収あり」と「源泉徴収なし」はどちらを選べばいい?
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普通は源泉徴収ありで大丈夫
源泉徴収ありを選択すると、譲渡益に課される税金が源泉徴収されます。源泉徴収によって納税が完結するので、確定申告が不要になります。また、配当等と譲渡損(売却損)が自動的に損益通算され、証券会社が税金を納付または還付します。
源泉徴収なしを選択すると、証券会社が1年間の売買損益を計算した「特定口座年間取引報告書」を作成してくれます。それを使用して自分で確定申告と税金の納付をする必要があります。なお、「源泉徴収あり」でも確定申告をすることはできます。
「特定口座」の「源泉徴収あり」を選ぼう
④株の買い方
自分が知っている企業や配当金・株主優待が貰える企業など、買いたい株(銘柄)を選びます。
そして、その株をいくつ(何株)どのように(成行注文や指値注文など)いくらで買うのかを考え、注文を出します。(スマホやパソコンで注文可能)
成行注文は、株価を指定せずにその時に売買が成立している株価で買うことを意味します。指値注文は買いたい株価で注文できますが、その株価までいかなかった場合は売買成立になりません。
⑤株の売り方
買う時同様、銘柄や数量、成行か指値注文を出します。
売却で得た利益が証券口座に入金されるまで数日かかることもあります。
株式取引のスタイル
どういうスタイルで買ったらいいのかな?
色々なパターンがあるので、見てみよう!
株を買うスタイルの例として、下記のようなものがあります。
・短期に売買をたくさん繰り返し、利益を積み重ねる
・割安な銘柄を、短期または長期で保有し、利益を狙う
・大きく成長しそうな銘柄を、長期で保有し、大きな利益を狙う
・配当金をもらうために、短期または長期で保有する
・株主優待をもらうために、短期または長期で保有する
株式取引で注意したい3つのリスク
株式投資は銀行の預金とは異なり、元本保証の金融商品ではありません。そのため、様々な要因により損失が生じるリスクがあります。株式投資のリスクは主に以下の3つです。
・価格変動リスク → 購入した時より、売却の時の株価が低い時
・信用リスク → 企業が不祥事や経営不振に陥った時(株価下落)
・流動性リスク → 株式を売買したくても、取引が成立しない時(株価暴落時等、買い手がいない)
まとめ
・株を買うには、証券口座の開設、入金などの準備が必要
・利益はキャピタルゲイン・インカムゲイン・株主優待の3つ
・取引のスタイルは色々あり、リスクを理解しつつ投資を行う